ニュースみて、2億とかすごい金額だなぁと思ってたら、ある人に「コーチ代込みだから手取りはたいした金額じゃない」と言われて「マジで!?」と驚いたので調べてみました。
まずアギーレさんの場合。
日本協会は同氏に、年俸として180万ユーロ(約2億5200万円)を、 ボーナス契約として18年W杯ロシア大会アジア予選突破時のボーナス50万ユーロ(約7000万円)などを提示している。
同行する外国人コーチ陣の年俸、同氏とシルビア夫人ら家族の日本滞在費、 自宅のあるスペイン・バルセロナと日本とのビジネスクラスでの往復旅費など、 新監督就任に関連する経費すべてを含めた年間総額を4億円に設定していた。
な~んだコーチの年俸はもちろん、滞在費なども別じゃんか。
予算の総額が4億円なら、監督の人件費以外に1億5千万です。
滞在費は賃貸マンション?移動はハイヤー、グリーン車だろうし、そもそも家族いるし、母国との旅費も出るってことで、人件費以外の経費もそうとうかかりそう。
インセンティブは”アジア予選突破”ということですけど、WCでの勝敗は含まれないのかな?
それは直前の契約更改で再度組みなおすのでしょうか?
もし、そうでないとしたら、前任者ザックの本番始まってからの突然の暴走(笑)も別の面でとらえられますね。
「もう縛りないし、ワシの好きにやるぞい!」ってな感じで(笑)
何がポゼッションだ!バーローって。
ハリルの場合
年俸は200万ドル(約2億4000万円)前後で、2018年ロシアW杯の指揮を前提とした
1年ごとの更新。
今後はコーチや家族の待遇面など細部の調整に入る。
年俸が決まってからこれだから、コーチや滞在にかかる経費はやっぱ別のよう。
”1年ごと”となっているのは年齢を考慮したもの?
ハリル側の希望ももちろんあるでしょうけどね。
日本で4年やれば、最終年は66歳。もう欧州トップクラブでの指揮はないだろうし、
その前に請われれば受けるかも、という含みか。
とはいえ、年俸2億4千万だと、おそらく世界の監督の年俸ランキングだと50位以内には入る数字。
参考)
世界の監督年俸ランキング公表
あ、てか今思ったけど、代表はFIFAランキングで54位だから、予算もそんくらいって決め方をしてるのかな?協会が。
まぁいずれにせよ、直近がトルコリーグの中位クラブだから、そこまでの予算はないはずで、それ以上の金額を出すクラブはたぶんないよなぁ。ハリル政権は続くでしょうな。
GKコーチはアギーレさんからのスライドのようです。
これにU-22監督の手倉森さんが加わります。
就任前、噂されていたノルディン・クリシさん(ブラジルWC時のハリルの片腕)は来なかったようです。
GKコーチももちろん別。
どうもコーチ人事はスムーズでなかった感じがしますね。
ただし、クリシさんはアルジェリアの人で、ハリルさんとの付き合いは彼がアルジェリア代表監督になってからのようです。
これが”その国の事情に通じている人をアシスタントコーチにする”という意図であると解釈すれば、今回はその役割を手倉森さんが果たしているので、あえて連れてこなかったってことなのかも知れませんね。
で、手倉森さんの予算はまた別だろうから、コーチと監督専属の通訳の予算は総額1億弱くらいなのかな?
監督と相似した契約になるとすれば、年俸2千万くらいで諸経費は別途1千万くらいとか。
家賃50万くらいのとこに住んで、年2回程度のビジネスクラス移動って考えると、妥当ですよね?
代表コーチの待遇は、Jリーグの新人監督くらいと考えればそう悪くはないなぁというところです。
安定はしないけど、そのかわり定年ないし。